パソコン選びの話

こんにちは、NickAruです。

先日、身内が新しいノートパソコンを買うということで、相談に乗ることになりました。一応、今使ってるデスクトップは中身を結構吟味してコスパがいいと思った子を買ったつもりだし、無知識の人間よりはマシであろうと。

が、とんでもない沼があった。

で、いろいろ検索していくと、やはり日本製メーカーのガワを被ったパソコン群は高い。ノートパソコンで10万超えてくると普通に身構えてしまう。

Let's noteとかあの大きさであの値段で、あのスペックって。

普通の初期老人が普通にネットサーフィンしてオフィス使ってってやるだけならそこまでの性能も値段も出す必要ないじゃろと。

どうにか10万円以下で、オフィスが入っていて、SSDじゃないとなんかストレスフルだからその辺も考慮して、ってやっていくと、たたき売りのセールでもないと要件を満たす奴が少ない。

そこで、ノートパソコンに詳しい友人なんかに軽く話を聞くと、どうやら私はなにか大きな勘違いをしていたようだ。

ゲーミングPCを吟味するような人種は往々にしてスペック厨だ。その例にもれず、私も恐らくそうであった。どうせなら最新型のパソコンがいいんじゃねとかその程度の軽い思考で、11世代core i5とかが入ってるやつじゃないとだめだと思っていた。core iはゲーム性能が高い印象だから、コスパに優れる第3世代ryzenとかが入ってるノートがいいじゃない、と。

おそらく、それは高性能でコスパがいいノートという観点では正しいかもしれない。だが、私は重要な観点を見落としていた。

普通の人間は、ゲームをするとか動画編集とかするためにPCを買うわけではないのだ。

普通の人は、ネットサーフィンをし、軽く書類を書いたり開いたりするためにノートパソコンを使うのだ。最新世代のcore i 5とか普通のノートパソコンについてても意味がない。むしろ、その高い性能を、内臓GPU程度にしか使わないのであればそんなものは取っ払ってしまうべきだ。

そこで私はようやくCPU性能にくくるのをやめた。

多分重視する必要があるのはメモリとSSDだ。最低限の性能とRAMと高速ストレージがあれば普通の使い方では十分なのだ。そうやって探すと出てくる出てくる。

セレロンを積んだ5万円台の格安PCが。

いやまて、いかにスペックへのこだわりを捨てたといえど、現代のスマホでそれなりに快適にあれやってこれやってってしている人間が、2コア/2スレッド程度の処理能力で満足できるか、、?

セレロンはだめだ。さすがにその辺のスマホに性能で負ける程度のノートパソコンに未来はない。iphone7ですら4コアだったんだぞ。まあ単純なコア数で話すほど愚かなことはないが。

コア数といえば、将棋の藤井3冠さんがスレッドリッパーが欲しいといっていたなあなどと。スレッドリッパーて。128コアって。

それはさておき。

さすがにセレロンはやめた方がいい気がする。ちもろぐとかでもさすがに普段使いで遅いと感じる可能性があると書いてあったからさすがにダメだ。ではもう選択肢はi3しかない。athlonとかもセレロンよりはつよいけど。でも、普通の人間にはインテルを持たしておいた方がいい。無難だ。

第10世代intelがでたときのことを覚えているだろうか?ちょうどryzenの第3世代、zen2アーキテクチャを備えたコスパがやべーやつらがでて、RIP Intelなんてやっていたころから半年ほどたったころだったと思う。まあ当時ははえー第十世代か~なんて流していたが、どうもcore i 3は第十世代で飛躍的な成長を遂げていたのだ。こまめブログさんでは、2017年代のハイエンドノートに積まれていたcore i 7 に匹敵するベンチマークスコアを出せると紹介されていた。ぶっちゃけ、数年前のcore i 7でいまだにゲームをしている人間なんてざらにいるはずだ。まあ5年前だから化石といって差し支えない気もするが。

なんにせよ、第10世代core i 3は思ったよりよさそうであったから、なんやかんやで6万円台のものを見つけることに成功した。

結局は実際に使ってみないとわからないのではあるが、なかなか、パソコンに関する知識のブラッシュアップに今回の一連の出来事はつながったため、備忘録としてのこしておく。